牧島かれん トップページ >> 活動報告

神奈川17区衆議院小選挙区 支部長 牧島かれん 活動報告

人がすること、機械に任せること
「機械化が進み、人間の仕事が取って代わられている」というのは、よく聞く言葉です。
もっとも機械化や利便性を追求する動きの中で、かつては人の手によって行われていたことが、ボタンひとつで可能になりました。
それによって、人の手による仕事がなくなったり、画一的な作業が増えたりという問題点が生じているということも、ここ近年言われてきていることです。

私は「人の手をかけるところは、人の手で。機械が行うところは機械で。」という考え方の重要性を、異なる二つの現場で教わりました。

ひとつは、ある旅館の方針です。
日本には「おもてなし」の文化があります。
豊かな自然やレジャー施設だけでなく、お客様をもてなし、気遣う心に魅せられて、日本を訪れる観光客も少なくありません。
言うまでもなく、その「おもてなし」を機械が行うことは不可能です。ですが、広い旅館の1階から3階にお膳を運ぶのに、全て仲居さんが自らの手で運び、汗をかきながら食事を出したら、それは本当に「おもてなし」と言えるのか・・・
ならば、お膳移動は機械で行い、仲居さんがお客様のお部屋に運ぶときには、笑顔で接客ができるようにする、というのが本当の「おもてなし」に繋がるのではないか、というお話をお聞きしました。
「もてなす」ためには、何をすべきなのかが明確で、人と機械の分業が明らかな例だと思います。

もうひとつは、介護の現場です。
オーストラリアでは「ノーリフティングポリシー」というのがあるそうです。これは患者さんを車椅子などから動かすときに、看護師が持ち上げるのではなく機械を使って移動させるという方針です。
患者さんを機械に乗せて移動させるのは、非人間的で温かみのないような感じを受けます。しかし、現実には看護・介護者の身体的疲労の一番大きな原因は移乗介助です。
移乗介助に機械を使うことに全くマイナスな側面がないわけではありませんが、人の力のみで介助されると、介助される患者さんのほうも不安定で怖いため、体に力が入ってしまい、拘縮の悪化にも繋がるという話もあります。
患者さんにとっても、無駄な力が入らず、介護する側にとっても体の負担軽減になるのなら、機械の導入はありだと思います。その分のエネルギーがコミュニケーションに使えれば、ケアの質の向上も期待できます。

また、介護や看護の現場の人員不足が取沙汰されていますが、機械の力を借りれば、腰痛などの身体的ストレスからの離職者を食い止めることができるかもしれません。同時に高齢化社会での老々介護増加に備えても「機械の力を借りるところは機械で」という考え方も重要になってくるでしょう。
機械は機械でも、「鉄腕アトム」や「ドラえもん」を生み出した日本だからこそあたたかさのある機械を創り、共存することは可能な気がします。

大事なことは、「人の手で何をするのか」ということだと、感じています。

カテゴリ:かれんより 医療・福祉・年金 観光 カテゴリ-その他

月刊 政治かわら版 牧島かれん国政報告
メディア掲載 掲載記事のご紹介

カレンダー

S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< October 2019 >>

カテゴリー

最近のレポート

過去の記事

活動報告内検索