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神奈川17区衆議院小選挙区 支部長 牧島かれん 活動報告

世界標準へ敗戦続き
2009年6月9日の読売新聞の一面には「世界標準」敗戦続きというショッキングな見出しが出ていました。

日本の技術や匠の技、企業経営のあり方は、日本が誇るべきものです。
日本のインフラ設備の技術は、世界からそのノウハウを求められるまでになり、この17区でも箱根寄木細工や小田原漆器をはじめとする緻密な伝統工芸は世界からも評価が高いのは言うまでもありません。
日本の企業経営は、ものづくりだけでなく“ひとづくり”を実践し、商品だけでなく芯のある企業人を育ててきました。

それなのにもかかわらず「世界基準で負け続けている」ということはどういう意味なのでしょうか。
「良い技術なら使ってもらえると思っているうち、取り残された」
とは、1990年代に携帯電話の世界基準争いの敗北を経験したある総務省幹部の言葉。
日本は技術力があるのにもかかわらず、世界規格の規格外になる、または規格外にされてしまう、という現象が起きています。

その最たる例が、携帯電話。
データ通信も、カメラもテレビもついているのに、世界市場での占有率はわずか4%
世界最高である日本の技術が国内でしか通用しないという現象に、絶海の孤島で特異の進化を遂げたという意味にちなんで「ガラパゴス化」という名称がつけられています。
日本が発達させてきた技術が、世界規格となった欧州との互換性がないことがわかり、日本の技術は「ガラパゴス化」したのです。

これは、日本の携帯電話が世界の産業界のレースに参加できない、ということと直結します。
現在は、国際機関に積極的に人員を派遣し、規格作りに加わっているとのことです。
しかし、常に日本は規格(標準)作りで、アメリカや欧州から主導権を奪われる、という状況にあります。

標準をどこかが決めて、日本はそれに従って商品を作る、という時代ではなくなっています。
よいものさえ作っていれば、世界から求められる、という時代でもなくなっています。
自ら世界標準のルール作りに参加しなければ、日本は立ち遅れてしまいます。
それはオリンピックのスキージャンプや柔道のルール改変を見ても歴然としています。

これは経営者の責任だけでは済まされない問題です。
政治の責任も非常に大きい。
国際社会に出て、少なくとも交渉の際に共通語となる英語で対等に発言できる政治家がどれだけいるでしょうか。
私がお話させて頂いているグローバルとローカルは繋がっている、という理由もそこにあります。

地域の経済や技術がこれからも世界の市場で評価され続ける為に、世界において規格外と宣告されている状況を脱しなければなりません。
国際社会に日本の代表として赴く政治家は、きちんと日本の立場を主張すること。
そして、世界のルールを決める場に日本人を派遣し、アメリカや欧州に働きかけていくことが重要です。

これからは、モノ作りだけでなく、ルール作りを。
それを世界の場で発言できる政治家が必要です。

カテゴリ:かれんより 外交・国際関係・拉致問題

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