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神奈川17区衆議院小選挙区 支部長 牧島かれん 活動報告

ホスピス
先日、ホスピスに訪問し、お話を伺ってきました。
ホスピスとは、進行したがんなどで、
積極的な治療の効果が見込めない患者さんに、
ケアや医療に適した生活の場を提供することを目的とした施設だと
一般的には定義されています。

私がお邪魔したホスピスで印象に残ったのは
治療をしながらも「穏やかに生きる」ための環境が設備されていたことでした。

「穏やかに生きる」ための工夫として、
食事は全てホスピス内のキッチンで調理され、
歯科往診などのケアも行われ、日常性が維持できるようになっています。
掲示物は車椅子からも見える位置に設置するなど、細かい配慮が行き届いており、
何よりも心に残ったのは、心の安らぎを保つため、
芝が坂状に敷かれ、空しか見えない庭が用意されていたことです。
外の雑念を遮断し、広がる空を眺めることで、
心安らかに保つことができるように感じました。

2007年から施行された「がん対策基本法」によって、
国による緩和ケアへの啓発が活発化されていますが、
それでも多くの個人の方たちの尽力によって成り立っています。

この施設は、ボランティアと寄付によって運営されています。
「日本も捨てたものじゃない」と実感しましたが、
施設を案内して下さった方がおっしゃいました。
「その意識を発芽させるには、やはり教育が大事なのではないか」
と。

日本は昔から「無常」の精神を大切にしてきたように思います。
“常なるものはない”という意識の中で人間の死も捉え、
自然に受け入れようとする素地があるように思います。
しかし、これだけ医学が発達する中、
死に対する意識も変化し始めています。
おじいちゃんやおばあちゃんと一緒に住む子どもたちも少なくなり
人の老いや、死を身近に感じられない若者も増えてきているようにも思います。

小学生のとき、マザー・テレサの生き方について授業があり
マザー・テレサは、路上で死を待つ人たちへ対して
死を迎えるその時に安らかに旅立てるような家をつくったことを知りました。
病気を治すことも必要だけれど、同じように死に向かう人たちへ
さいごの時間を過ごすための場所も必要なのだ、
ということを学んだ体験は重要だったと感じます。

人が死を受け入れるために、家族だけではなく
周りの人たちの協力も必要です。
それは、医師、看護師、ソーシャルワーカーであり、地域の方々、更に
専門のホスピスという施設であるとも思っています。
全国の緩和ケア病棟約200施設4000床に届こうとしています。
しかし、日本では年間のがん患者が約30万人いると言われており、
そのほとんどが病院で亡くなっているという現実もあります。
患者さんの病状がぎりぎりになってからホスピスに入院し、
翌日にお亡くなりになるケースもあるのだそうです。

今後も積極的に終末期医療に対する啓蒙を強め、ホスピスでの緩和ケアを広め、
世界とのネットワークづくりも行っていきたいと考えています。

カテゴリ:かれんより 医療・福祉・年金

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