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神奈川17区衆議院小選挙区 支部長 牧島かれん 活動報告

松島に学ぶ
水難救済会として被災地宮城県、松島島巡り観光船企業組合の伊藤章理事長のお話を伺い、教訓を学ぶ勉強会が開催されました。
宮城県からは松島選出の安部孝県議と、遠洋漁業船に乗っていたという経験もお持ちの畠山和純県議も同席下さり、海洋、漁業に関連する参加団体からの質問にも答えて頂きました。

 

地震や津波が発生した際、私たち自身、家族の身の安全の確保も重要なことですが、観光地としての対応も十分に整えておく必要があります。
基本的なことではありますが、土地勘のない観光客の安全を確保するため、慌てずに誘導できるかどうかが鍵となります。
3.11のとき、伊藤理事長は「絶対に走らせない」という鉄則を守り、松島の観光船に乗っていた100名を越えるお客様を誘導。
捻挫もせずに無事に避難場所に到着できたという体験談を活かしていかなくてはなりません。
パニック状況に陥ったときに、瞬時に冷静さを取り戻し、周囲に的確な指示を出せるよう、日頃からの訓練は大切だと感じています。

水難救済会が参加する津波訓練の様子は、以前活動レポートでも報告しましたが、シミュレーションに沿ったシナリオがあって訓練をしているのが実態です。
しかし、松島では事前の予告をしないで、訓練を行うその日の朝に、通達を出すシステムになっていたそうです。
確かに、事前に訓練日と想定が決まっているのと、その日に突如、訓練が行われるのでは現場の緊張感も違います。
船長たちが「ドキッ」とする中で、シナリオの無い判断を下す訓練をしていたおかげで、お客様の怪我ゼロでの誘導につながったとおっしゃっていました。
私たちも、漁業無線とマリーナ無線の交信の練習を日頃から行っておくなど、多くの関係者一団となっての訓練の実施をしていきたいと考えています。

 

また震災直後のネットワークの重要性も痛感しました。
震災直後、電源が喪失し、情報が得られない中、次の日に東京消防のレスキュー隊のヘリコプターが現地に到着していました。
それは、被災された方がロンドンに住む息子さんにメールで様子を伝え、息子さんが東京消防に連絡をし、現地の様子を知った猪瀬副知事が動いたからと、今回の講演で知りました。
他にも、医薬品輸送に「米軍に協力要請できるかもしれない」と動いた在米の日本人医師がいたことも最近報道されています。
その人のいる場所や、人種・職種を越えて、アイデアを持った人がネットワークを駆使して動くことで、具体的なアクションとなって事態が好転し始めます。
ネットワーク、そしてネットワークを通して入ってきた情報に対応できる判断力が鍵となる震災直後の対応。

「天災は忘れた頃にやってくる」という言葉を残した寺田寅彦はまた、この様な言葉も残しています。
「国の為政の枢機に参与する人々だけは、この健忘症に対する診療を常々怠らないようにしてもらいたい」

この言葉を肝に銘じ、デジタル、アナログ双方を活用した防災対応に当たっていきたいと考えています。

 

カテゴリ:かれんより 東日本大震災 防災・震災対策

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