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神奈川17区衆議院小選挙区 支部長 牧島かれん 活動報告

お勧めの一冊第三弾
「これは、私の個人的見解だと思ってください」と断って、茜部は持論を口にした。
2004年に起きた近畿電力の美咲原原発事故以来、日本では原発の事故やトラブル隠しが相次いだ。ところが、政府も電力会社も五菱重工など日本を代表する原子力企業のいずれもが問題の解明も責任の追及もしない。その姿勢に、欧米各国は強い不信感を持っている。日本の技術力は評価しても、こと問題が起きたときの無責任さについては信用していないようだー。

これは小説の中の台詞です。
『ハゲタカ』で有名な真山仁が『マグマ』を上梓したのは2006年2月。東日本大震災が起きる前のことでした。私がこの本を紹介されたのは2009年。二酸化炭素の排出量をいかに減らしていくのか、送り主のメモには『マグマ』の主題テーマである「地熱発電」は 環境に貢献し地域の経済活性化にも役立つかもしれないから、という理由が書き添えられていました。当初、原発事故を想定していたのではなく自然エネルギーへのアイデアにと読み進めたのですが、改めて今手に取ると、あまりにも現実を言い当てたかの様な台詞に、ぞっとさせられるのです。

今月に入り、原子力規制当局として十分な機能を果たせなかったと言われる経済産業省原子力安全・保安院と、内閣府原子力安全委員会は原子力規制委員会の発足に伴い、それぞれ廃止されたばかり。これから専門家の議論、答申が益々重要になってきます。

『マグマ』は石油価格の高騰と共にエネルギー危機が叫ばれる時期に話題になりました。地熱発電がエネルギー危機の救世主になるのか、エネルギーの研究者、外資系ファンド、地元観光地の人々など、登場人物の攻防が続きます。神話に振り回されてはならない、そんな警鐘が鳴らされた作品だと思います。

カテゴリ:かれんより 環境・エネルギー

月刊 政治かわら版 牧島かれん国政報告
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